帽子の豆知識
帽子を選ぶ時、何にでも似合う万能の帽子を選ぼうとすると必ず迷ってしまいます。
合わせたい服やTPOを絞り込むとイメージがわいて選びやすくなります。
帽子を被るときは必ず鏡に全身を映しましょう。
そして、横顔や後ろ姿もチェックし、帽子とのバランスがとれているかチェックをしましょう。
帽子をちょっと被ってみただけで「私には似合わない」と決め付けないで被る位置や角度を変えたり、
ブリム(ツバ)を上下させたりして変化をつけて試してみて下さい。顔の輪郭によって似合う帽子の形があります。
次に、顔型別に似合う帽子のタイプをご紹介します。
ブリムが大きめのものを選ぶと良いでしょう。
ブリムが左右どちらかが下がったタイプやポイントになるトリミング(飾り)が付いているものもおすすめです。

ブリムに動きのあるキャプリーヌ(ブリムの広いタイプ)が良いでしょう。
クラウンは顔の幅より広いものを選ぶと良いでしょう。
帽子の色は淡色より濃い色を選ぶと顔が引き締まって見えます。

このタイプの方は帽子がとても良く似合います。
たいていの帽子は被りこなせますが、クロッシェなどを目深に被ったりすると、より華奢な印象になります。

ブルトン等の前ブリムが上がっているものが良いでしょう。
丸顔を隠そうとして深く被りすぎるとかえって逆効果です。
クラウンは丸クラウンか、もしくは角クラウンでも顔の幅より少し大きめのを被るとバランスが良く見えます。

クラウンの幅が顔の幅より少し大きいものを選びましょう。
また、幅だけでなく、深さのあるものや、大きなコサージュやリボンなどのトリミングがクラウンに付いているものも良いでしょう。

クラウンの高さが低いものがおすすめです。
トップが平らなデザインや大きめのベレーなどが良く似合うでしょう。

輪郭や雰囲気によって似合う形は違いますが、いろいろな被り方を試すことで新しい発見がたくさんあります。
まずは、いろいろな帽子を試してみて下さい。きっと自分に似合う帽子が見つかりますよ。
手洗い可能なもの
洗うときは、洗濯機OKでもなるべく手洗いが良いでしょう。
軽く押し洗い、またはブラシ洗いをして下さい。
脱水はねじり絞りなどはせず、タオルなどに挟んで水分を取り
クラウンの中に乾いたタオルなどを詰めて形を整えてから風通しの良い場所に平らに陰干ししてください。
ドライクリーニング可のもの
ご家庭でドライ用の洗剤などで洗うと、型崩れをする恐れがあります。
必ずクリーニング店に相談して下さい。
洗濯不可のもの
夏物の帽子の場合は汗をかくので、被ってそのまま放っておくとシミになってしまいます。
帽子を脱いだらすぐにサイズリボン(テープ)の部分を軽く湿らせたタオルなどでふき取り、
簡単な汚れを落としてから風通しの良い所で陰干しをしてからしまいましょう。
冬物の帽子でファーフェルトの帽子は、帽子用もしくは洋服用の毛足の長いブラシを使い、
フェルトの毛並みに沿ってブラッシングをするとホコリが取れます。
また、汚れが付いてしまった時は消しゴムや食パンなどでも軽い汚れは落とせます。
サイズリボンにファンデーションが付いてしまった時はベンジンなどでも落とせますが、帽子にベンジンが付くと変色してしまう事があるので注意して下さい。